バレンタインが近づいてきました。
こんにちは、玉井です。
バレンタインと言えば、チョコレート!
いつだって私たちを魅了して止まない、あのダークブラウンの甘いお菓子です。
今日はバレンタインにちなんで、チョコレート・ブラウニーをご紹介します。
もちろん、ブラウニーはイギリスではなく、アメリカのお菓子です。しかし、チョコレートはいつだって子供だけでなく大人も大好きなもの。私もウェンディーのおうちでよく作りました。
というわけで、今日のブラウニーはウェンディーver.のレシピです。
さて、ブラウニーはアメリカで生まれたものですが、最初に出版されたレシピは20世紀初頭になります。
一説によると、ブラウニーが発明されたのは1905年。一人の女性が彼女のチョコレートクッキーのレシピをアレンジして、長方形のフライパンで焼くバークッキーを作ったことが始まりだと言われています。
ただこの説はあまりはっきりとはしておらず、ここにもう一つ別の説があります。
19世紀にはいると、それまで薬として飲まれていたチョコレートの味や形状が変わり、現在食べられているような固形のチョコレートが誕生し、お菓子などにも使われるようになってきました。
もう一つのブラウニー誕生説は、1893年コロンビア博覧会にて、社交界の名士でビジネスウーマンでもあったバーサ・ポッター夫人が、パルマ・ハウス・ホテルの彼女のお抱えシェフに、レディーのための新しいデザートを考案するように要求したことが始まりだったとされています。これは、簡単に食べられる、ランチボックス用のお菓子であったと考えられています。
このリクエストに応えて、シェフは“超リッチなファッジ・チョコレート菓子”を作り出し、このお菓子はパルマ・ハウス・ブラウニーと呼ばれるようになりました。
こんな感じで生まれたブラウニーですが、今では世界各国で基本は同じでも様々なバリエーションで楽しまれています。
ナッツ類やドライフルーツ、ココナッツを使ったものは多く見ますが、最近ではスパイスやペッパー類、フレッシュフルーツを使ったものもあるようです。
また、ブラウニーから派生したブロンディーやブラッキーも世界中で住民権を得るようになりました。
今日ご紹介するウェンディーのレシピは、シンプルでリッチなプレーン(?)タイプ。しっかりと焼くものではなく、中が英語でいえばgooey、柔らかくてねとねとしたタイプです。
このブラウニーはウェンディーの好物で、彼女の誕生日に焼いて、紙とはさみでステンシルを作り、粉砂糖で飾りつけしてプレゼントしたことがあります。
ただ、焼き上がりの判断が難しいレシピで、いくら長く焼いても表面が焦げるだけで中は固まらないので注意してください。
ブラウニー Chocolate Brownies
無塩バター…250g
ダークチョコレート…200g(砕いておく)
ココアパウダー…80g
薄力粉…65g
ベーキングパウダー…1tsp
ブラウンシュガー…360g(どんな種類でも代用可)
卵…4個
①10インチ(約25㎝)の角形に紙を敷いておく。
②バターとチョコレートを湯煎で溶かす。
③ボウルにココア、小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れ、混ぜておく。
④粉類に溶かしたバターとチョコレートをいれ、ホイッパーでよく混ぜる。
⑤溶きほぐした卵を加えてよく混ぜる。だんだん重くなってくるので、あきらめずに混ぜること。
⑥型に入れ、180℃のオーブンで約25分焼く。焼きすぎに注意!
⑦オーブンから出し、冷めたら型から外すが、中央が柔らかいので注意すること。
チョコレートは製菓用のものを使う必要はありませんが、時々変な成分の混ざっているものがあります。そういうチョコレートは湯煎で溶けないのですぐにわかると思います。出来上がりに影響するので、特にミルクチョコレートを使用する際は注意が必要です。
まだ試したことはありませんが、小さな方で焼いたらチョコレートフォンダンのようなケーキになるかも…!また試してみようと思います。
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