イギリスのマーケット Market square

こんにちは。


突然ですが、今週木曜に静岡浅間神社の朝市に出店させていただきます!

このブログでも紹介している、いくつかのイギリス菓子を販売する予定です。


夏休みと言えど平日ですし、まったくの知名度ゼロスタートなので、いっぱい売るぞ!というよりか、とにかく短い時間を楽しく過ごすを考えて、頑張ろうと思います!

いろんな人とお話しできたらいいな~と思います。



というわけで、今日はイギリスのマーケットについて少しお話ししようかと思います。

マーケットと言っても、スーパーマーケットや株式市場ではなく、主に屋外で開かれる、フードマーケットやアンティークマーケットのことです。


イギリスの、とは言っても、やはりトットネスがメインになってしまうのですが、イギリスではどんな小さな田舎町にも、マーケットスクエアと呼ばれるエリアが設けられています。または、設けられていました。

現在はマーケットとして機能していなくても、大抵は憩いの場としてその名を残していることが多いのではないかと思います。


マーケットスクエア、というのは文字通り、マーケット、つまり交易がおこなわれる広場のことを指します。


その多くが、村や町の中心にある重要な建物、又はその周辺にあります。

それは例えば教会だったり、市民会館のようなものだったり、大きなお店やホテル、郵便局だったりもします。

会場はその建物の敷地であることもあれば、メインストリートを開放してストールと呼ばれるいわゆる屋台が立ち並ぶこともありました。


マーケットはたいていが決められた曜日に開かれ、それは町の住民にとっても商売人にとっても、とても重要な意味を持つイベントの一つでした。



トットネスでは、シビックホールと呼ばれる市民会館の前の広場がマーケットスクエアと呼ばれています。

シビックホールは1階部分が通り抜けられるようになった建物で、その前にあるマーケットスクエア(普段は公園)と、屋外になっている建物の1階部分、後ろにある駐車場を使って、マーケットが開催されます。


メインは毎週金土、ビンテージ品から古い工具、野菜やパンなどを広く扱うマーケットですが、ほかにも、月に1-2回開かれる日曜のグッドフードマーケット、サマーシーズンの火曜にエリザベス朝の人々に扮したストールホルダーが、手作り品や古い装飾品を扱う、エリザベッスンマーケット、クリスマス前にはメインストリート、ハイストリートも含めて大きなクリスマスマーケットが開催されています。


ほとんど形しか残っていないマーケットスクエアも多いなか、ここまで広く使われ、人々に浸透しているマーケットスクエアも珍しいのではないでしょうか。


私はイギリスの古いものが大好きなので、このマーケットはどれも楽しみでたまらないイベントでした。


イギリスにはたくさんの、いわゆるフリーマーケットのようなものが存在しています。


家庭の不用品を広いスペースに車を乗りつけて売る、カーブーツセールから、高価なアンティークを扱うアンティークマーケット、食品のみを扱うものもありますし、マニアックな品物をやり取りするマーケットもあります。


トットネスでは、ナチュラル・オーガニックを基本とした食品や、自然の材料で作られた手作り作品、イギリスではセカンドハンドとも呼ばれるビンテージ品などを主に扱っています。

田舎のマーケットなので、それほど規模は大きくないのですが、それでも時々、ロンドンのマーケットなどで買うより格段に安いアンティーク、ビンテージ品が見つかりこともあり、興奮に震えることもありました。


売っているもののほとんどは環境に優しかったり、強いこだわりを持って作られている物だったり。

確かに主要都市からは離れていますが、誰に聞かれても訪れて損はないマーケットだといえると思います。


じゃあお菓子系のお店はどうなの?と聞かれると、数はありませんが甘いものを扱っているお店もあります。

先月訪れたときは、ブラウニー専門店が出店しており、それこそ20種類近くはあったのではないでしょうか。

ひたすら黒いお菓子が並んでいました。


イギリス菓子はどうかというと、イギリスのお菓子「だけ」を売っている店、というのはないのですが、それでも時々イギリス菓子が発見できることもあり、それもまた楽しみの一つでした。



さて、冒頭に戻りますが、今までさんざんイギリスのマーケットにあこがれて私もついに!ストールホルダーです!


緊張はしますが、それ以上に楽しめたらいいなぁ🎵


頑張ります~!

British bake on

イギリス留学中に出会った、イギリスの伝統的な焼き菓子、ローカルビレッジの家庭のお菓子をメインに紹介するブログです。

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